生薬としてのミミズ
カテゴリ: ミミズ
作成日:2021年08月06日(金)
中国では、ミミズの乾燥物(乾燥ミミズ)を、「蚯蚓(きゅういん)」や「地龍(じりゅう)」と呼ばれ、紀元前から生薬(漢方薬の原料)として、使用されていました。
中国最古の薬物書である「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」をはじめ、各時代の医学書や薬物書に、ミミズは「地龍」として記載され、生薬として幅広く利用されてきました。
また、中国だけでなく、日本やヨーロッパにおいても、民間療法の一つとして利用されてきた経緯があります。