毎日の実践で、●●を予防・改善しよう
5月17日は、世界高血圧連盟が制定した『世界高血圧デー』であり、またそれに準じて日本高血圧学会と日本高血圧協会が制定した『高血圧の日』であり、また、これらの記念日に由来した毎月17日は、日本高血圧学会が制定した『減塩の日』であり、血圧に関連した記念日な一日となっています。
日本における高血圧の患者数は、全体として約4,300万人いると推定されています。
日本人の約3人に1人が高血圧という状況とされており、もはや国民病といっても過言ではないでしょう。
高血圧は、放置すると
◎脳卒中
◎脳梗塞
◎心筋梗塞
などの重篤な病気を引き起こすリスクが高くなるとされています。
日本では、
◎正常血圧: 120/80mmHg未満
◎正常高値血圧: 120~129/80mmHg未満
◎高値血圧: 130~139/80~89mmHg
◎高血圧: 140/90mmHg
とされています。
年齢を重ねると、どうしても血圧は高くなりがちですので、毎日血圧を測っておられる方もおられると思います。
血圧が高くならないようにコントロールするには、
◎塩分を控える:
1日の塩分摂取量を6g未満にすることを目標にしましょう。
◎野菜や果物をたくさん食べる:
野菜や果物は、カリウムや食物繊維が豊富で、血圧を下げる効果があります。
◎適度な運動:
週に3~5日、30分程度、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行いましょう。
◎体重を減らす:
肥満は高血圧のリスクを高めます。適正体重を維持しましょう。
◎禁煙する:
喫煙は高血圧のリスクを高めます。
◎十分な睡眠をとる:
睡眠不足は高血圧のリスクを高めます。
◎ストレスを溜めない:
ストレスは血圧を上げることがあります。
適度な運動や趣味などを通して、ストレスを解消しましょう。
など、毎日の生活習慣が大切です。
また、血圧に良いとされる栄養成分が配合されたサプリメントもありますので、これらの方法にプラスする事も良いのではないでしょうか。
測定しないと気付かない高血圧。
高血圧の予防や改善には、毎日の食生活や運動習慣などの生活習慣が大切だと思います。
高血圧の予防や改善に、今回ご紹介させたいただいた方法がお役に立てば幸いです。